「うちは紹介と口コミで十分だから、ホームページはいらない」——介護事業所の経営者からこのような声を聞くことがあります。しかし、総務省「令和5年通信利用動向調査」によれば、個人のインターネット利用率は84.9%。60代でも86.8%、70代でも65.5%がインターネットを使っています。施設を探すご家族の多くがまずスマートフォンで検索する時代に、ホームページを持たないことは見えない機会損失を生み続けています。
ホームページがないと失う5つの機会
検索結果に表示されず、そもそも「見つけてもらえない」
「地域名+介護施設」で検索したとき、ホームページのある施設が上位に並びます。Googleの検索結果に自施設の情報が出てこなければ、比較検討の候補にすら入れません。厚生労働省「介護サービス情報公表システム」に掲載されている情報だけでは、施設の雰囲気や特色は伝わりにくいのが実情です。SEO・MEO対策を組み合わせることで、検索からの流入を確保できます。
信頼性の担保ができていない
施設名を聞いたご家族が最初にとる行動は、ネットで調べることです。検索しても公式サイトが見つからない場合、「本当に存在するのか」「経営はしっかりしているのか」と不安を感じる方は決して少なくありません。ホームページは、施設の実在性と信頼性を示す名刺代わりの存在です。
採用活動で他施設に後れをとる
介護業界の有効求人倍率は3.79倍(厚生労働省「一般職業紹介状況」令和5年度平均)。求職者は複数の施設を比較して応募先を決めます。ホームページに職場の雰囲気やスタッフの声が掲載されている施設と、求人票の文字情報しかない施設。どちらに応募が集まるかは明白です。
行政や関係機関への情報提供が不十分になる
ケアマネジャーや地域包括支援センターの相談員も、施設の情報をインターネットで確認します。パンフレットを渡すだけでは、最新の空室状況やサービス内容の変更を即座に反映できません。ホームページなら情報更新がリアルタイムで可能です。
競合との差別化ポイントを発信できない
「うちは食事にこだわっている」「リハビリ体制が充実している」——そうした強みがあっても、発信する場がなければ誰にも伝わりません。ホームページは、施設の独自性を言葉と写真で伝える最も効率的な手段です。プロによるWEB制作を活用すれば、施設の魅力を的確に表現できます。
「でもコストが心配」という方へ
ホームページ制作費の相場感
介護施設向けのホームページ制作費は、5ページ程度のシンプルな構成で30万〜80万円が一般的な相場です。月額の運用費用は5,000円〜2万円程度。年間で見ても、折込チラシを毎月配布するコスト(1回あたり10万〜30万円)と比較すれば、費用対効果は高いといえます。
補助金・助成金の活用という選択肢
IT導入補助金やものづくり補助金など、ホームページ制作に活用できる公的支援制度は複数あります。小規模事業者持続化補助金(上限50万円、補助率2/3)は、介護事業所でも申請実績が多い制度の一つです。申請には事業計画書の作成が必要ですが、商工会議所の窓口でサポートを受けることもできます。
最低限押さえるべきコンテンツとは
必須ページは5つ
- トップページ——施設の第一印象を決める。写真とキャッチコピーで特色を端的に伝える
- 施設紹介——設備、居室の写真、フロアマップなど。実際の環境がイメージできる情報を掲載する
- サービス内容——提供する介護サービス、対応可能な医療行為、レクリエーションの内容
- 料金案内——月額費用の目安を明示する。費用がわからないと問い合わせのハードルが上がる
- アクセス・問い合わせ——地図、電話番号、問い合わせフォームを設置する
更新し続けることが最大のSEO対策
ホームページは作って終わりではありません。月に1〜2回のブログ更新、イベント報告の掲載、空室情報の反映——こうした継続的な更新がGoogleからの評価を高め、検索順位の向上につながります。介護業界のDX・ICT活用の一環として、WEB運用を位置づけることが重要です。
「ホームページを持つべきだとは思うが、何から始めればいいのかわからない」——そのようなお悩みをお持ちの介護事業所様は、ぜひ株式会社イデアにご相談ください。介護業界に特化したWEB制作・運用支援で、施設の魅力を最大限に引き出します。